柔軟性の低下を招く原因

「カラダが硬くて腰痛や肩こりに悩んでいる」

 

「毎日ストレッチをしているのになかなかカラダが柔らかくならない」

 

そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

 

 

身体の柔軟性を向上するにはストレッチが有効だと一般的にはよく言われていますが、実際にはそれだけではなかなか身体が柔らかくならないケースも多けられます。

 

その理由は「身体の柔軟性が低下する原因」を紐解いていくと見えてきます。

原因①脳の機能低下

「運動」というものを紐解いて見ていくと、五感や前庭器官、皮膚や筋肉、関節などに存在する感覚器官から入ってきた「感覚情報」が知覚神経を介して脳にインプットされます。

 

そして脳ではこれらの感覚情報と記憶を元に「運動プログラム」を創り、運動神経を介して筋肉へアウトプットされます。

 

この生まれてからこの世を去る日まで、絶え間なく続くく営みが「運動の本質」です。

 

そのため、脳の機能が低下すると「運動プログラム」にエラーが生じやすくなるのです。

 

具体的には「姿勢」や「筋肉の緊張」をうまくできなくなったり、動作がぎこちなくなる、などです。

 

その結果、自分では力を入れている意識はなくとも「筋肉が緊張しっぱなし」の状態になり、柔軟性が低下してしまうのです。

脳の機能低下が起こる原因は多くありますが、代表的なものとしては

 

・慢性的な運動不足による脳への感覚刺激の低下

 

・パソコンやスマートフォンなどのデジタルデバイスの多用による脳の血流量の低下

 

・不規則な食生活による栄養不足

 

などがあります。

原因②慢性的なストレスによる呼吸や自律神経の乱れ

もう1つ、身体の柔軟性が低下する原因としてあげられるのが「ストレス」です。

「ストレス社会」とも言われるように、現代はストレッサー(ストレスを与える刺激)で溢れています。

 

長時間ストレスにさらされ続けると、身体の機能を調節する自律神経のうちの「活動モード」の交感神経が優位な状態になり、「休息モード」の副交感神経とのバランスが崩れてしまいます。

 

その結果、身体は常に「激しい運動をしている状態」と錯覚し、呼吸が荒くなってしまうのです。

呼吸が荒い状態が続くと首や肩、背中の筋肉が緊張しやすくなります。

 

さらに背骨や骨盤を支える「コアユニット」の機能が低下してしまい、猫背や反り腰などの不良姿勢へと繋がっていきます。

 

その結果、さらに身体全体の緊張が強くなり、柔軟性の低下が進んでいってしまうのです。

 

実際、正常な呼吸ができている人は世の中には1割もいないともとも言われています。

 

身体の柔軟性が低下している人が多いのは、正しい呼吸ができていない人が多いことと、関連があると考えられます。