「ボディメイクのためにトレーニングを始めたけれど、なかなか思うような効果が出ない」
「お腹を引き締めたいけれど、なかなか下っ腹のポッコリお腹が治らない」
「バストダウンやヒップのダウンが気になる」
こうしたボディメイクのお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。
ボディメイクと言えば筋トレ!というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
しかし、実際は筋トレだけではなかなかキレイなボディラインを作る事ができないケースも多くあります。
それどころか、かえって太ももや二の腕が太くなりすぎてしまったり、バストダウンしてしまうこともあるのです。
イラストのように猫背姿勢になるとウエストの引き締めや骨盤の安定性に寄与する「腹横筋(ふくおうきん)」が緩みやすい位置になります。
また骨盤は後傾(こうけい:後方に骨盤が倒れた状態)、背中が丸まることにより肩が前方に出る「巻き肩」になりやすくなります。
すると大胸筋や大殿筋が萎縮してしまい、バウトダウンやヒップダウンの原因になってしまうのです。
このように「姿勢」はボディラインに大きな影響を及ぼします。
分かりやすく建物でイメージしてみましょう。
地面の中に打ち込まれる基礎部分の杭が曲がっていたり、柱が斜めに傾いたような状態でビルを建てようとしても、真っ直ぐ綺麗な建物は建てられません。
ボディメイクも同様で、美しくバランスの良い身体は、骨格が綺麗に整った状態=良い姿勢があって初めて創る事ができるのです。
もう1つ、ボディメイクを考える上で重要なのは「コアユニット」と呼ばれる体幹の深層の筋肉の働きです。
コアユニットは
・横隔膜(おうかくまく)
・骨盤底筋(こつばんていきん)
・腹横筋(ふくおうきん)
・多裂筋(たれつきん)
という4つの筋肉から構成されており、「4つの筋肉が1つのユニット(かたまり)」として働くという性質を持っています。
コアユニットは様々な働きがありますが、そのうちの1つに「四肢(手脚)の運動のエンジン」という働きがあります。
そのため、コアユニットの機能が低下すると腕や脚の筋力も十分に発揮できず、トレーニングや運動の効果が出にくくなると考えられます。
「トレーニングジムでずっと筋トレを頑張っているのに、なかなか効果を実感できない」
「トレーナーさんにいつもトレーニングのフォームを注意される」
というお悩みをお持ちの方は、原因は「コアユニットの機能低下」にあるかもしれません。
また、コアユニットは「脊柱や骨盤の位置を安定させ、姿勢を支える」働きも担っています。
そのため、コアユニットの機能が低下すると猫背姿勢などの「不良姿勢」になりやすくなります。
その結果、先程述べたようにポッコリお腹やバストダウン、ヒップダウンなどのボディラインの崩れを引き起こすことも考えられます。